03
Apr
2014
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2014
恐竜たちを見下ろす空の支配者
categories: 恐竜の話
恐竜じゃないけど、恐竜同様に心を揺さぶられる古生物ファンは多いはず。
古代の空の支配者、翼竜の紹介です。
高い知能に優れた飛行能力、羽毛もあり恒温性であったことがわかっています。
この、「恒温性であった」に関しては、わたしにとってフォーカスポイントというくらい
かなり重要なポイントで、はっきり断言された時には数秒間動けませんでした。
骨は軽量化のため、鳥類のように空洞になっていて、そこにためた酸素を肺に供給することで長時間の飛行が可能だったそうです。
鳥の気嚢システムと同じですね。すごい!!
昔の図鑑には、ゴジラみたいなティランノサウルスといっしょに、プテラノドンとランフォリンクスくらいしか描かれていませんでしたが、今では60以上の属が発見されています。
<ケツァコアトルス>
翼開長 12m
体長がキリンとほぼ同じなのに、体重は70㎏程度と推測されている(キリンは1t強)。
約50~60km/hの早さで飛翔でき、1回の飛行で地球半周はできたそう。
そして、この容姿 ヽ(≧∇≦)ノキャー♪
うずうずしちゃいます♥
<プテラノドン>
翼開長 7~9m
白い羽毛に覆われていたという説も。よく、ティランノサウルスといっしょに描かれていますが、今のところ両者は同時期に生息していた証拠は見つかっていません。
ちなみにティランノサウルスが生息した期間は、白亜紀後期のマーストリヒト期でも大絶滅直前のたった300万年間くらいだそうです。
<タペヤラ>
翼開長 1.5m
小型の翼竜で大きなとさかが特徴。