直径2mの心臓?

20140730_1
Newton別冊より

生物は恒温性か変温性かで、その食事量や代謝量が大きく変わってきます。
この代謝システムが恐竜の大きな謎のひとつで、研究者によっていろんな説があります。

体重が45t前後の大型の竜脚類は、恒温性の場合、1日に480㎏の植物を食べなければいけないのに対し、変温性の場合だと90㎏ですむといいます。
体重12tのアフリカゾウの食事量より少なくていいということだそうです。

恒温性の代謝量は変温性の6倍以上といわれています。
もし、アルゼンティノサウルス(全長35m)が恒温性であったら、その代謝を維持するためには直径2mの心臓が必要になる計算です。
ちょっと考えにくいですよね。全長のかなりの部分が首と尻尾なわけだし。

恒温か変温か、、、変温性でありながら恒温性と変わらない活動ができるシステムを備えていたのか。
1度でいいから1億年くらい前に行って確かめてみたい!


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