デイノケイルス・ミリフィクス

先日、モンゴルを一緒に走ったバイク友達から、モンゴルの恐竜情報!
急いで調べました〜、ありがとうね〜(^o^)
デイノケイルス

分類
      獣脚亜目・コエルロサウルス類・オルニトミモサウルス類
生息年代     後期白亜紀
生息地域     モンゴル
全長       11m

1965年、ゴビ砂漠の白亜紀末の地層から発見された、長さ2.4mの腕と肩の骨。先端には3本のかぎ爪。
その後、胴体などの骨も発見されたものの、頭部や四肢は盗掘によって失われていて、その姿も分類も大きな謎となっていたデイノケイルス・ミリフィクス。

盗掘されていた部分が返還され、先日ついに、ずっとデイノケイルスを追い続け、胴体などの骨も発見した北大総合博物館の小林准教授と国際研究グループによって、全身骨格が発表されました。

Deinocheirus_mirificus
デイノケイルスの腕。
今まで、恐竜展などではこの腕だけが展示されていました。
これだけでもすごい存在感と迫力で、そのミステリアスな雰囲気にはほんとうっとりしてしまうものがあったけど、はやく全身骨格も見たいような、まだ見たくないような、、、。

骨を空洞にして軽量化し、速く走る事を優先したオルニトミモサウルス類の中で、このデイノケイルスは軽量化を走ることではなく、身体を巨大化させることに利用したらしいのです。
やっぱりモンゴルには大きな角竜類が生息していなかったからなのでしょうか、その生態系の隙間を埋めるように適応していったという小林准教授のお話しが納得できます!
おもしろい!


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